2016年02月19日

丸山議員問題、いい子ぶりだらけの国会

私は日本をこよなく愛しています。しかしいい子ぶりしたがる日本人は大嫌いです。奴隷だった黒人の子孫がアメリカの大統領になった、という丸山議員の発言の一部を切り取って同議員の辞職勧告決議案を出す騒ぎになっています。野党だけでなく仲間の自民党からも注意を受ける始末。丸山議員は孤立無援です。嘆かわしいです。

辞職勧告する以上同議員の切り取る前の発言を知った上でのことでしょう。私でもネットで簡単に知ることができるのですから。知った上で決議案を提出するなら民主。社民、生活は悪質です。また知っていて同議員を擁護しない自民党はいい子ぶりの先生ばかりです。切り取る前ですから少々長いですが同議員の発言はこうです。

以下引用
憲法上の問題でもありますけれど、ややユートピア的かもわかりませんけれども、例えば、日本がですよ、アメリカの第51番目の州になるということについてですね、例えばですよ、憲法上どのような問題があるのかないのか。例えばですね、そうするとですね、例えば集団的自衛権、安保条約、これまったく問題になりませんね。それから今、例えば、拉致問題ってありますけれど、拉致問題って恐らく起こってないでしょう。それからいわゆる国の借金問題についてでも、こういう行政監視の効かないような、ズタズタな状態には絶対なっていないと思うんですね。
これはですね、例えば日本がなくなることじゃなくて、例えばアメリカの制度によれば、人口比において下院議員の数が決まるんですね。比例して。それとですね、恐らく日本州というような、最大の下院議員選出州を持つと思うんです、数でね。上院は、州1個で2人。日本をいくつかの州に分けるとすると、十数人の上院議員もできるとなると、これはですね、世界の中の日本というけれども、日本州の出身が、アメリカの大統領になるという可能性が出てくるようになるんですよ。ということは、世界の中心で行動できる日本という、まあ、その時は日本とは言わないんですけれども、あり得るということなんですね。

バカみたいな話だと思われるかもしれないかもしれませんが、例えば今、アメリカは黒人が大統領になっているんですよ。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ。はっきり言って。リンカーンが奴隷解放をやったと。でも、公民権も何もない。マーティン・ルーサー・キング(牧師)が出て、公民権運動の中で公民権が与えられた。でもですね、まさか、アメリカの建国、当初の時代に、黒人・奴隷がアメリカの大統領になるとは考えもしない。これだけのですね、ダイナミックの変革をしていく国なんです。
そういう観点から、例えば日本がですね、そういうことについて、憲法上の問題があるのかないのか、どういうことかとお聞きしたい。
以上引用おわり

この発言は参議院の憲法審査会でのことです。私なりに趣旨をまとめればこうなります。
1. 日本がアメリカの第51番目の州になるということもありうるかも知れない。そうなれば安保をはじめとして日本の大きな問題はあらかた片が付く(同議員の私見)
2. アメリカは奴隷の子孫が大統領になっている。建国のときに考えられないことが起きている。アメリカはそのようにダイナミックに変革していく国である。
3. 仮に日本がアメリカの第51番目の州になるということについて日本国憲法上の問題があるかどうかお聞きしたい。

上の何が問題なのでしょう。丸山議員の言わんとするところは社会には大変化があるということ(その通り)、日本がアメリカの第51番目の州になるという大変化もあるかも知れない(日本とアメリカの国民が賛成すればあり得るでしょう。可能性はゼロではない)、事実アメリカでは奴隷の子孫が大統領になるという大変革が起きた、ならば日本が51番目の州になるという仮定の話について憲法上どうなるのか意見を聞きたい、ということでしょう。憲法審査会とはそういうことについて議論する場の筈です。丸山議員のその質問の背景にある考え方については違和感があります。が、意見の違いを超えてそのような問題提起に何の問題もないと思います。

嘆かわしいのは身内の自民党から正論を持って反駁する声が聞こえてこないことです。なぜそうなのか?大体想像できます。彼らはいい子でいたいのです。世間から不条理な批判を受けている人物を庇うより人から穏健な人格者だと思われたいのです。
まあ丸山議員自身がそうなのかも知れません。ちょっと非難されたくらいで簡単に発言を撤回してしまうのですから。人から悪く思われたくないのでしょう。国会議員の先生方がそろっていい子ぶっているから慰安婦問題でも南京事件でも中韓の不条理ないいがかりにただやられる一方なのです。やはり日本人の弱点は「いい子ぶり」です。
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2016年02月09日

アメリカ以外全て沈没という驚愕のシナリオ

今朝ネットを開くと上の見出しが目に入りました。他にやることがあった筈ですが「驚愕のシナリオ」につられてこの記事の方に入ってしまいました。
この記事は「地政学で読む世界の覇権2030」という元アメリカCIAの幹部の方が書いた本で、その本を売るためさわりを紹介しているものです。しかしかなり詳しく書いてありこれでは中身がわかってしまうので買う人がいなくなるのでは、と心配になる程です。

実際の本の全文の趣旨は違うのかも知れません。しかしこのさわりは「アメリカ以外全て沈没」ではなくて世界の主要国の中で際立つ日本の凄さを熱心に説いているよう受け取れます。笑ってしまいました。4P~5Pでその理由を列挙しています。特に2番目の理由は「日本の借金は世界最悪」という日本のエコノミストが繰り返すデマのようなお題目を吹き飛ばすに充分だと思います。その部分のみ引用させていただきます。

引用始まり
主要国の間では唯一のケースだが、日本の借金はほぼ完全に国内にとどまっている。したがってこれにどう対処するかは国際金融の問題ではなく、内政問題なのだ。日本の銀行、金融当局や企業、あるいは有権者に対して外部からは誰も指図できない。
引用終わり

ご興味のある方は下のURLからご覧ください。
http://toyokeizai.net/articles/-/103517
posted by woodhome at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2016年01月22日

原油安は千載一遇のチャンス?

今回は投資のお話しをします。お金儲けに興味のない方はとばして下さい。
原油安が続いています。2年前1バーレル100ドル前後だった原油価格は今年になって20ドル台まで急落しています。今後更に下落し15ドルまで下がると予想している石油アナリストがいます。今回はほどんどゼロの金利しかつかない現在の投資環境下で99%の確率で10年後に2倍になるかも?という投資のお話しをします。

私は石油相場に対してはズブの素人ですが英FT TIMES(H26.12.11)が掲載した一枚のグラフを見てこの投資を考えました。そのグラフは縦軸に産油国の原油生産コスト、横軸に1日あたりの産油国の原油生産量をとったグラフです。横軸に示された1日あたりの生産量の総計は90百万バーレルです。例えばサウジアラビアは約10百万、サウジ以外のOPEC加盟国の総量は約25百万バーレルです。つまりOPEC全体で35百万バーレル。90百万の内の35百万ですから約40%のシェアになります。縦軸の生産コストを見るとサウジの生産コストの平均は1バーレル20ドル前半、他のOPEC加盟国の平均は40ドル、サウジに近い生産量を誇るロシアの生産国コストは40ドル前半です。コストの高いのはカナダのオイルシェールの80ドル、米国のシェールガスは70ドル。

現在の原油安は原油という商品の特有の性質によるものだと思います。つまり保管の問題です。産油国の立場からすれば持っていれば保管費用がかさみ、それどころか保管場所が見つからない原油は値段かまわず売るしかないのです。容易に想像がつきます。それを見越して原油の相場師は先物を売っているに違いありません。だからコストは関係なしに下がります。短期的には原油コストは関係ないのですが長期的にはコストは大きな影響を与えます。
先のグラフに戻ると生産コストが40ドル前半までで供給できる供給量は50パーセントしかありません。いくら中国の経済が不調でも、いくら低燃費車が増えても世界の石油需要が半分に減ることはない、とほぼ断定できます。我々の生活は原油なしで成り立ちません。あらゆる人々が形を変えて原油を消費し、消費した原油は新たに供給されなければ生活ができません。需要は大きく減りません。コストが上がってもです。それどころか生活レベルの向上により世界的な需要は増大する可能性の方が大きいでしょう。供給面ではどうでしょう。確かにイランの制裁解除により目先増量するのでしょう。しかし現価格では新しい井戸を掘る投資が止まり、不採算の井戸を閉鎖する動きが出てくることはほとんど確実なことです。従ってOPECのカルテルによらずとも経済原則により供給は減少していくに違いありません。で10年いう時間的余裕を与えられるなら原油価格は99%の確率で持ち直すと見ます。

ただそのように予測できても原油先物にしか投資対象がなかった時代なら我々素人はただ手を拱いているほかなかったでしょう。原油先物は余りにも危険だからです。投資は基本的にどうなっても構わないお金によるものでなければならないと考えます。原油先物取引だと10万円の証拠金で5百万円の取引ができます。現在1キロリットル2万円前後なら50キロリットル1枚の取引額は約百万円になります。普通のサラリーマンにはリスクが大きすぎます。それと先物取引には限月があり、売買しなくとも限月が到来すれば買換えしなければなりません。その度に手数料がかかります。ところが費用がほとんどかからず手軽に投資できる商品が現在はあるのです。それが原油ETF(証券番号1699)です。原油ETFは先物価格を証券化した商品で株式と同じように扱えます。本日最小単位のETFを購入しようとする場合単価290円×10口=2,900円からと手軽です。売買に株式と同じ手数料がかかるだけで価格回復まで何年持っても費用はかかりません。
ご興味のある方はご投資あれ。ただし自己責任でお願いします。100に1つ、思惑が外れることはあり得ますから。
posted by woodhome at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする