2016年01月22日

原油安は千載一遇のチャンス?

今回は投資のお話しをします。お金儲けに興味のない方はとばして下さい。
原油安が続いています。2年前1バーレル100ドル前後だった原油価格は今年になって20ドル台まで急落しています。今後更に下落し15ドルまで下がると予想している石油アナリストがいます。今回はほどんどゼロの金利しかつかない現在の投資環境下で99%の確率で10年後に2倍になるかも?という投資のお話しをします。

私は石油相場に対してはズブの素人ですが英FT TIMES(H26.12.11)が掲載した一枚のグラフを見てこの投資を考えました。そのグラフは縦軸に産油国の原油生産コスト、横軸に1日あたりの産油国の原油生産量をとったグラフです。横軸に示された1日あたりの生産量の総計は90百万バーレルです。例えばサウジアラビアは約10百万、サウジ以外のOPEC加盟国の総量は約25百万バーレルです。つまりOPEC全体で35百万バーレル。90百万の内の35百万ですから約40%のシェアになります。縦軸の生産コストを見るとサウジの生産コストの平均は1バーレル20ドル前半、他のOPEC加盟国の平均は40ドル、サウジに近い生産量を誇るロシアの生産国コストは40ドル前半です。コストの高いのはカナダのオイルシェールの80ドル、米国のシェールガスは70ドル。

現在の原油安は原油という商品の特有の性質によるものだと思います。つまり保管の問題です。産油国の立場からすれば持っていれば保管費用がかさみ、それどころか保管場所が見つからない原油は値段かまわず売るしかないのです。容易に想像がつきます。それを見越して原油の相場師は先物を売っているに違いありません。だからコストは関係なしに下がります。短期的には原油コストは関係ないのですが長期的にはコストは大きな影響を与えます。
先のグラフに戻ると生産コストが40ドル前半までで供給できる供給量は50パーセントしかありません。いくら中国の経済が不調でも、いくら低燃費車が増えても世界の石油需要が半分に減ることはない、とほぼ断定できます。我々の生活は原油なしで成り立ちません。あらゆる人々が形を変えて原油を消費し、消費した原油は新たに供給されなければ生活ができません。需要は大きく減りません。コストが上がってもです。それどころか生活レベルの向上により世界的な需要は増大する可能性の方が大きいでしょう。供給面ではどうでしょう。確かにイランの制裁解除により目先増量するのでしょう。しかし現価格では新しい井戸を掘る投資が止まり、不採算の井戸を閉鎖する動きが出てくることはほとんど確実なことです。従ってOPECのカルテルによらずとも経済原則により供給は減少していくに違いありません。で10年いう時間的余裕を与えられるなら原油価格は99%の確率で持ち直すと見ます。

ただそのように予測できても原油先物にしか投資対象がなかった時代なら我々素人はただ手を拱いているほかなかったでしょう。原油先物は余りにも危険だからです。投資は基本的にどうなっても構わないお金によるものでなければならないと考えます。原油先物取引だと10万円の証拠金で5百万円の取引ができます。現在1キロリットル2万円前後なら50キロリットル1枚の取引額は約百万円になります。普通のサラリーマンにはリスクが大きすぎます。それと先物取引には限月があり、売買しなくとも限月が到来すれば買換えしなければなりません。その度に手数料がかかります。ところが費用がほとんどかからず手軽に投資できる商品が現在はあるのです。それが原油ETF(証券番号1699)です。原油ETFは先物価格を証券化した商品で株式と同じように扱えます。本日最小単位のETFを購入しようとする場合単価290円×10口=2,900円からと手軽です。売買に株式と同じ手数料がかかるだけで価格回復まで何年持っても費用はかかりません。
ご興味のある方はご投資あれ。ただし自己責任でお願いします。100に1つ、思惑が外れることはあり得ますから。
posted by woodhome at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

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